人間デブリ~コンナジブンニダレガシタ?~ 初回版 (2010/11/26) Windows 商品詳細を見る |
馬鹿とデブリと被害者と
ゲーム「人間デブリ」レビュー
公式サイト↓
■エルフ
総合評価/印象
71(A)
シナリオ/39 グラフィック/16 キャラクター/7 実用性/7 その他/2
点数の基準はこちらにのせています↓
■ゲームレビュー目次
主要キャラクター
上には公式サイトから粗筋を載せようと思っていたのだが、不適当だったのでキャラクター紹介で代替した。公式サイトに飛んでもらえればわかると思うが、ストーリー紹介がわかりづらい。画像が色々ちりばめられているのだが、主人公たちが何をどうしてこうなったのかさっぱりわからない。もうちょっとどうにかならなかったのだろうか……。
で、キャラ紹介。こっちを読めば大体の事はわかる。
3人の同じ年の幼なじみがいて、もうひとり、ちょっと年の離れたお姉さん幼なじみがいると。で、そのお姉さんの同僚がいると。
基本的には、この5人でストーリーが進んでいくのだが……
寝取られ嫌いの人にはちょっとおすすめできない展開ばっかりです。
とはいっても、寝取られ嫌いな自分でも耐えられたんで、そこまでハードではない……と思う。
精神的寝取られがNGで、肉体的寝取られならなんとかOKなら、いけるだろう……やりきれないところは多少あるけど。
■点数解説、シナリオ・キャラクター
(シナリオ 39/50、キャラクター 7/10)
上に、公式のストーリー紹介がわかりづらいと書いたが、実際のゲームでも、最初なにがなんだかわからない状況が続く。なぜかというと、主人公の言動が意味不明だからだ。
人との会話や、主人公を取り巻く状況が、主人公の言動と齟齬をきたしていて、何かがおかしいのはわかるのだが、そのおかしさのまま主人公が突っ走っていくため、破滅的な終わり方に真っ逆さまなのが序盤から中盤。
だんだんカラクリは見えてくるが、それに抗う術がなく、悲劇的な終わりへ向かうのが中盤から終盤。
そして最後の最後に、転落から踏みとどまり、デブリに跳び蹴りを食らわせて着地するグランドフィナーレ。
終わりは良い。すごく良い。
クズにしか見えなかった主人公や、思惑の見えなかった他キャラが、どういう人物なのかはっきりとわかったあと、バッドエンドへ至る道を回避して、ハッピーエンドに向かうのは爽快だった。
……ハッピーエンドまで、何回も何回も不快ないろいろを見なきゃならないけど。
キャラクターは少ないが、濃いので、不満はない。ただ、ヒロインが少ない分、絵が変化に乏しい感じもした。グラフィックと実用性もあわせてちょっと点数を抑えたが、どれも質はすごく良い。
特に、園部空は、本当に良いキャラだった。
同メーカーの「媚肉の香り」に出てきた叶沙耶とちょっと似たタイプのキャラで、メインヒロインといってもいいかもしれない。
叶沙耶の髪を長くして胸を大きくした感じのキャラとくれば、「媚肉の香り」を知っている人からすれば、なにその無敵キャラと思うだろう。
残念ながら沙耶さんほど強くはないので、ハッピーエンドのルートを除いて、基本的にヒドイ目にあう。
もちろん、もう一人のヒロイン園部ひかりもヒドイ目にあうのは同様である。
なので「人間デブリ」をやる時は、モニタをぶんなぐらないように、少し離れてやりましょう。
■点数解説、グラフィック・実用性
(グラフィック 16/20、実用性 7/10)
グラフィックは、綺麗な上、ほとんどのHシーンで動くので、とても良い……が、ストーリーの長さに対してキャラが少ないので、どうしても似た感じがする。
とはいえ、枚数も質も十分以上だとは思う、ストーリー上キャラを増やしても邪魔だし。
実用性についても同じ。不満というか要望を言えば、ほとんどが強制的に何かやったりやらせたりするシーンだったので、ハッピーエンドのHシーンを多くして欲しかったかな。
■点数解説、その他・総合
(その他 2/10総合 71/100)
その他については、絵とキャラで一点ずつで、総合は71点。
「媚肉の香り」よりちょっと低いが、おすすめ度は同じ。「媚肉の香り」が好きならやって損はないと思う
「媚肉の香り」にあった3D探索を無くしたのは、個人的には良かったんじゃないかなと。面白いけど、結構面倒なんですよねあれ……。
なにはともあれ、空姉が良いゲームでした。
逆に空姉が駄目な人だと、ちょっと厳しいかもしれません。第一印象と、ストーリーをすすめた後の印象が、かなり違うので、できれば最後までやって欲しい。
主人公も最初は支離滅裂なゴミみたいな人ですが、ストーリーが進むとだんだん変わっていきますので、最初で投げ出さないほうが良いかと。
とはいっても、印象が良くなったキャラが理不尽な目にあうと、それはそれで大ダメージなわけですが……。
(↓以下ネタバレ、キャラ別感想)
南 真樹夫
馬鹿。被害者。
まぁ、誠二にコントロールされていたのは仕方がない。
それにしてもやることが鬼畜だけど。
問題は……なんであんなの友達にしちゃったのかと。
過去を含めて不幸すぎる。
ぶっちゃけ、主人公、空、ひかりの3人で最初から最後まで関係を完結させるのが1番ハッピーエンドのような気が……空が主人公に近付くきっかけが必要だろうけど。それはあれだ、空が血迷って婚約とかしようとしたら主人公が強引に(色々な意味で)止めてごにょごにょすればいいじゃない。
園部 空
大馬鹿。
最初、沙耶さんみたいなキャラだな、とか思った自分を殴ってやりたいほどの大馬鹿キャラ。ある意味悲劇の元凶。伊勢崎のようないろんな意味でデブリな奴をなぜ選んだ……。こればかりはやりきれない。
髪を切ったり三つ編みになったり制服を着たりと、いろんな変化を見せる。マーベラス。
子供の頃も可愛い。
大人になると美人。
しかし……ショタのケが……
園部 ひかり
被害者
全編通してなんにも悪いことしてない。メインヒロインっぽいのにヒドイ目にばっかりあってる。そして空姉に出番を食われる。
頑張れ超頑張れ。
及川 誠二
デブリ1。
全ての元凶。
どこか遠くの見知らぬ場所でいつの間にか●ぬといいと思うよ。
伊勢崎 僚
デブリ2。
誠二は一番の元凶だが、こっちは一番の敵。
空の相手がよりにもよってこいつというのが最悪。
正直誠二よりこっちのほうが憎々しい。
(上記、公式サイト、「キャラクター紹介」より抜粋。上記画像を個人で楽しみたい方は、(株)エルフのホームページから取得してください)
南 真樹夫 (みなみ まきお)
身長:171cm 年齢:18歳
主人公。
私立聖呂学園の3年生。
同じ学園に通うせーじとひかりとは幼馴染み。
昔から何をするのも一緒で、大がつくほどの仲良しだった。
趣味は手を洗う事。
園部 空 (そのべ そら)
身長:169cm バスト:93cm 年齢:25歳
ひかりの姉。
バス会社でツアコンをしてる。
ひかり達とは7つ歳が離れてるせいか、自分が中学生の頃まで、仲良し3人組のお目付役。
妹想いで曲がった事が大嫌いな25歳。
お客さんや後輩からの人望も厚い。
園部 ひかり (そのべ ひかり)
身長:155cm バスト:82cm 年齢:18歳
空の妹。
私立聖呂学園の3年生。真樹夫とは同じクラス。
優しさは空と同じでも、雰囲気はほぼ正反対で人当たりの丸いおっとりタイプな女の子。
1年の時から新体操部に入り頑張ってる。
将来は看護医療に携わるという夢もあり。
及川 誠二 (おいかわ せいじ)
身長:177cm 年齢:18歳
私立聖呂学園の3年生。
真樹夫とひかりとは幼馴染み。
カッコつけるところは玉に瑕ながら見た目通りの兄貴肌で面倒見が良い。
だからこそ真樹夫とひかりとは、幼馴染みという関係以上に永遠の仲良しでいたいと思ってる。
伊勢崎 僚 (いせざき りょう)
身長:162cm 年齢:27歳
空の同僚でバス会社勤務。
実際の年よりもちょっとフケて見える。
クマのヌイグルミみたいな体型もご愛敬。
仕事場では笑顔を絶やさずいつもニコニコ。
丸太のような腕っ節で、でっかいツアーバスを手足の如く軽々と運転する。
上には公式サイトから粗筋を載せようと思っていたのだが、不適当だったのでキャラクター紹介で代替した。公式サイトに飛んでもらえればわかると思うが、ストーリー紹介がわかりづらい。画像が色々ちりばめられているのだが、主人公たちが何をどうしてこうなったのかさっぱりわからない。もうちょっとどうにかならなかったのだろうか……。
で、キャラ紹介。こっちを読めば大体の事はわかる。
3人の同じ年の幼なじみがいて、もうひとり、ちょっと年の離れたお姉さん幼なじみがいると。で、そのお姉さんの同僚がいると。
基本的には、この5人でストーリーが進んでいくのだが……
寝取られ嫌いの人にはちょっとおすすめできない展開ばっかりです。
とはいっても、寝取られ嫌いな自分でも耐えられたんで、そこまでハードではない……と思う。
精神的寝取られがNGで、肉体的寝取られならなんとかOKなら、いけるだろう……やりきれないところは多少あるけど。
■点数解説、シナリオ・キャラクター
(シナリオ 39/50、キャラクター 7/10)
上に、公式のストーリー紹介がわかりづらいと書いたが、実際のゲームでも、最初なにがなんだかわからない状況が続く。なぜかというと、主人公の言動が意味不明だからだ。
人との会話や、主人公を取り巻く状況が、主人公の言動と齟齬をきたしていて、何かがおかしいのはわかるのだが、そのおかしさのまま主人公が突っ走っていくため、破滅的な終わり方に真っ逆さまなのが序盤から中盤。
だんだんカラクリは見えてくるが、それに抗う術がなく、悲劇的な終わりへ向かうのが中盤から終盤。
そして最後の最後に、転落から踏みとどまり、デブリに跳び蹴りを食らわせて着地するグランドフィナーレ。
終わりは良い。すごく良い。
クズにしか見えなかった主人公や、思惑の見えなかった他キャラが、どういう人物なのかはっきりとわかったあと、バッドエンドへ至る道を回避して、ハッピーエンドに向かうのは爽快だった。
……ハッピーエンドまで、何回も何回も不快ないろいろを見なきゃならないけど。
キャラクターは少ないが、濃いので、不満はない。ただ、ヒロインが少ない分、絵が変化に乏しい感じもした。グラフィックと実用性もあわせてちょっと点数を抑えたが、どれも質はすごく良い。
特に、園部空は、本当に良いキャラだった。
同メーカーの「媚肉の香り」に出てきた叶沙耶とちょっと似たタイプのキャラで、メインヒロインといってもいいかもしれない。
叶沙耶の髪を長くして胸を大きくした感じのキャラとくれば、「媚肉の香り」を知っている人からすれば、なにその無敵キャラと思うだろう。
残念ながら沙耶さんほど強くはないので、ハッピーエンドのルートを除いて、基本的にヒドイ目にあう。
もちろん、もう一人のヒロイン園部ひかりもヒドイ目にあうのは同様である。
なので「人間デブリ」をやる時は、モニタをぶんなぐらないように、少し離れてやりましょう。
■点数解説、グラフィック・実用性
(グラフィック 16/20、実用性 7/10)
グラフィックは、綺麗な上、ほとんどのHシーンで動くので、とても良い……が、ストーリーの長さに対してキャラが少ないので、どうしても似た感じがする。
とはいえ、枚数も質も十分以上だとは思う、ストーリー上キャラを増やしても邪魔だし。
実用性についても同じ。不満というか要望を言えば、ほとんどが強制的に何かやったりやらせたりするシーンだったので、ハッピーエンドのHシーンを多くして欲しかったかな。
■点数解説、その他・総合
(その他 2/10総合 71/100)
その他については、絵とキャラで一点ずつで、総合は71点。
「媚肉の香り」よりちょっと低いが、おすすめ度は同じ。「媚肉の香り」が好きならやって損はないと思う
「媚肉の香り」にあった3D探索を無くしたのは、個人的には良かったんじゃないかなと。面白いけど、結構面倒なんですよねあれ……。
なにはともあれ、空姉が良いゲームでした。
逆に空姉が駄目な人だと、ちょっと厳しいかもしれません。第一印象と、ストーリーをすすめた後の印象が、かなり違うので、できれば最後までやって欲しい。
主人公も最初は支離滅裂なゴミみたいな人ですが、ストーリーが進むとだんだん変わっていきますので、最初で投げ出さないほうが良いかと。
とはいっても、印象が良くなったキャラが理不尽な目にあうと、それはそれで大ダメージなわけですが……。
(↓以下ネタバレ、キャラ別感想)
南 真樹夫
馬鹿。被害者。
まぁ、誠二にコントロールされていたのは仕方がない。
それにしてもやることが鬼畜だけど。
問題は……なんであんなの友達にしちゃったのかと。
過去を含めて不幸すぎる。
ぶっちゃけ、主人公、空、ひかりの3人で最初から最後まで関係を完結させるのが1番ハッピーエンドのような気が……空が主人公に近付くきっかけが必要だろうけど。それはあれだ、空が血迷って婚約とかしようとしたら主人公が強引に(色々な意味で)止めてごにょごにょすればいいじゃない。
園部 空
大馬鹿。
最初、沙耶さんみたいなキャラだな、とか思った自分を殴ってやりたいほどの大馬鹿キャラ。ある意味悲劇の元凶。伊勢崎のようないろんな意味でデブリな奴をなぜ選んだ……。こればかりはやりきれない。
髪を切ったり三つ編みになったり制服を着たりと、いろんな変化を見せる。マーベラス。
子供の頃も可愛い。
大人になると美人。
しかし……ショタのケが……
園部 ひかり
被害者
全編通してなんにも悪いことしてない。メインヒロインっぽいのにヒドイ目にばっかりあってる。そして空姉に出番を食われる。
頑張れ超頑張れ。
及川 誠二
デブリ1。
全ての元凶。
どこか遠くの見知らぬ場所でいつの間にか●ぬといいと思うよ。
伊勢崎 僚
デブリ2。
誠二は一番の元凶だが、こっちは一番の敵。
空の相手がよりにもよってこいつというのが最悪。
正直誠二よりこっちのほうが憎々しい。
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