ひよこストライク!-泡沫の夢-(桜ノ杜ぶんこ) (2012/09/05) 小林公示、佐藤ヨシヒサ 他 商品詳細を見る |
ゲーム『ひよこストライク!』の小説版、 『ひよこストライク! 泡沫の夢』 の感想。
注文していたのがやたら早く届いたのに驚きつつ、一気に読んだので、とりあえず一読した感触などを。
まずはネタバレ無しで。
ゲームの小説版なわけですが、ゲームのシナリオそのものを小説化したのではなく、ゲームとはまた違った物語がヒロイン分用意されている形。ヒロイン数は5人なのでなかなかのボリューム。本文のページ数は挿絵除くと370ぐらい?
実際、届いたのを出してみて分厚さにちょっと驚いた。ちょうど別の小説を注文していたところだったので、そっちが先に着いたのかと思った。
内容について。
1人のヒロインがひいきされているストーリーでは無いので、原作のファンなら、それぞれのヒロインの、異なった物語が読めるので良いと思います。
ただ、原作を知らない人からすれば、それぞれのキャラのエピソードが頭に入っていないから、ちょっと薄く感じるんじゃ無いかなーという懸念も。どうなんでしょう? 原作体験版→小説、とかでいけるでしょうか? 自分は原作を先にやっちゃってるので、そこらへんは曖昧です。
が、小説版が面白かったなら、キャラが良いなと感じたなら、原作はさらに楽しめるだろうな、とは思います。キャラは同じでもストーリーが違うので、ネタバレにはなってないですしね。
ヒロイン個々のストーリーですが、これは、原作より良い流れかなーというのもあれば、まぁこういう話もいいかな、っていうのもありました。個人的には、ちよ子とか、小説版の方が好みです。
挿絵に関しては、ゲームに使われていた絵がいくつかと、小説版だけの絵がヒロイン数×1+アルファというところでしょうか。質に問題は無いというか良かったと思うんですが…………贅沢を言うと、色つきでみたかったなーと。
ぷーさんのラストとか絶対良いですよ。色つきで。できれば音と声つきで!
あ、原作は18禁ですが、小説にはHシーンありません。
でも雛がエロかった。うむ。原作通り。素晴らしい。
総合的には、原作好きなら読むべしと。
原作知らないなら、体験版やればいけるかな? いけるんじゃないかな?
といったところ。
↓原作メーカー
原作+小説版、ちょっとだけネタバレ感想は以下から。
ネタバレ感想
小説版で一番良かった可愛かったのは、ぷーさんだったと思います。次点ちよ子。
ぷーさんの、「……惚れるわよ、そういうことすると」とかに、ニヤニヤ。
原作エンディングテーマの「またいつか」を聴きながら読んでたんですが、よかったなぁラスト。
夜、満月、花火で、ゲームだったら最高だと思うけれど……今回は色無し音無しです。残念。
あ、あと、ウタカタも話的に音ありのほうが良かったね。音というか歌。何歌ってたんでしょうね? 「pi pi pi STRIKE!」か? 中の人が歌ってるし。でも、「またいつか」とかだったら、原作とかひよこフェスティバルのSSとか思い出して泣けるかもなー……。
雛、ちよ子の話は、原作より優しくまとまっていて、好感。
原作のちよ子は告白前からハードだったし。ちゃんとした形で結ばれるのは良かった。うむ。
雛は……原作でもかわらないけど、小説なので短く、綺麗に完結してて、すっきり。
理々乃は、やっぱり父親のことに深く関わらないと、展開が難しそうだな、と思った。
主人公への好感度が高いのはわかるけれど、果たして父親とのつながりである黒魔術を断てるまでいけるのだろうか……。でも、そこらへんで原作とは違う道を示すとなると、長ーくなりそうだし、仕方ないのかなと。
1キャラだけ重くなるのもあれだし。
結局お気に入りのキャラが良ければ全て良し、で、ぷーさんが最強だったからいいかなと。
一番のお気に入りはウタカタだけど、正直、原作と、ひよこフェスティバルのウタカタが良すぎたので、今回はぷーさんとちよ子のターンといった感じで大満足でした。
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