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逃避行GAME逃避行GAME
(2013/04/26)
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 ゲーム『逃避行GAME』体験版第一弾の、流れと感想。
 二周ほどプレイ。
 今回は共通パートのみの体験版。Hシーンは無し。サブキャラの声も無し。
 システム等は前作『ひよこストライク』と変わらない感じ。
 キャラクターはとりあえず全員が顔を見せるが、一部キャラは本当に顔見せ程度。
 シナリオはまだ導入なのでここからどうなるかは推測しづらい。
 ただ雰囲気は掴める。
 前作、前々作と変わらず、印象は良い。
 メーカー過去作好きなら多分悪い印象は抱かないと思う。
 体験版第二弾は共通ルートの追加とHシーンらしいので、どんな感じになるか楽しみ。
 
 以下、体験版の流れとプレイした時の感想。体験版ネタバレあり。

 授業中「……どこかに、逃げ出したいなぁ」とつぶやく主人公。
 そのつぶやきに、いいね、と某SNS的に返す隣の席の同級生、恋奈。
 「――――うん、いいね」
 「どっか、行っちゃおうか?」
 いままで特に接点の無かった恋奈との突然な会話。
 想像で逃避行先、逃げる理由などを考えて遊ぶ逃避行ゲーム。
 それがプロローグの、一番初めのシーン。
 公式サイト、「ストーリー」に書かれているとおりの始まり方。
 しかし、絵と声、演出がつけばまた少し違う印象。
 画面が真っ白になって、タイトルが表示されるのとか良い感じやね。
 ところで公式サイトにいってみて気づいたのだが、
 「――うん、いいね。どっか、行っちゃおうか?」
 という言葉、サイトのトップにあるのだが、その背景が恋奈じゃなくてニアなのはいいんだろうか……。
 授業終り。
 友人、伊藤征登場。
 ひよこストライクの時の友人じゃなくて、そらいろメモワールの友人に近い感じ。
 街中を友人と歩いているところで、ニアとぶつかる。
 主人公のニア第一印象、「紅い。まるで宝石のように、彼女の瞳は紅く輝いていた。」
 髪の色はつっこまないんか。
 ニアはぶつかったことを謝って立ち去る。
 清涼感のある香りを残して。匂いフェチか。
 その彼女を追って路地裏に入る主人公。
 あの香りは消毒薬の匂いだったらしい。
 不穏な様子に主人公はニアを追い、路地裏で全身黒スーツ+ヘルメットの人物(絵からすると女)に捕まり、銃を突きつけられているのを発見する。
 選択肢。一回目は「助けに飛び出す」を選択。後で「まだ様子を見る」を選んだけど、結果は特に変化無し。
 大声を出し、体当たりをくらわせて黒ずくめの人間からニアを解放して、勢いで黒ずくめの人と一緒に地面に倒れる主人公。
 意外と行動派。逃げだしたいとか言って逃げださない割に。
 さらに転がっていた銃を拾い、ニアと一緒に逃亡。
 古びた倉庫の中に隠れる。
 ニアにあんまり感謝されてないというか、不気味がられている様子から、ニアと別れて倉庫から出る主人公。
 いつもの平凡でつまらない苦痛だらけの、あの世界に戻りたい。
 と願い、走り続け、いつの間にか家の前へ。外はすでに夜になっている。
 緊張感から解放され、あの時拾った拳銃を手にしていることに気づく。
 とりあえず鞄の中に入れて家の中へ。
 妹。実里果登場。
 公式サイトで最初見た時は立ち絵が横向いているせいでツインテールには見えなかった。
 妹に夜遅く帰ってきたことを咎められる。
 しかし、黒ずくめにタックルした時こすったものか、主人公の手から血が流れているのを見て、急に涙を流して救急箱をとりにいく。
 情緒不安定か。
 とりあえず妹から嫌われてはいないらしい。ひよこストライクの雛(主人公の妹)程じゃ無いけど、いろいろあるんでしょうかね?
 次の日。
 起床して昨日のことは夢なんじゃ無いかと思うが、鞄の中に拳銃があるのを思い出す。
 銃の取り扱い方をネットで調べたりしているところに妹が扉をノック。慌てて鞄に銃をしまう。
 いつもより早い時間に兄が起きているのに驚く妹。
 妹に手の傷を心配される。
 部屋を出ると母登場。美人やね。溢れ出るイケナイ感。
 一応父親もいるみたいだが、出張中でいない状況。これが陵辱ゲーならあーた、母親が危険ですよ。
 いつもより早く起きたから、あの倉庫に行ってみようと考える主人公。
 いつもより兄が早く起きたから、久しぶりに一緒に学校へ行こうと言う妹。
 妹と一緒に学校へ行くとなったら倉庫へ行けないので慌てる主人公。
 兄妹で一緒に学校へ行ったら、ブラコンだシスコンだと言われるぞと言う主人公。
 「そうよ。あたしは兄さんに対してコンプレックスがあるもの。これってつまり、ブラコンでしょ?」
 主人公と一緒に登校しようと主人公の手を引く妹。
 姿勢を崩してテーブルに手をついた瞬間、飲み残しの牛乳が妹の制服のスカートに。
 妹が着替えている間に行こうと主人公が玄関へ。
 「……に、兄さんっ!? 置いて行かないで下さい!!」
 スカートを脱いで下着まるだしのまま呼び止める妹。色はピンク。
 公式サイトにあったCGのシーン。
 サイトで見た時はありがちラッキースケベだったので特に何も思わなかったけど、CG差分の、妹の口が、△の形になっているのとSD絵が可愛かった。
 妹を置いて先に出る主人公。
 そして昨日の倉庫へ。
 そこで再びニアと出会う。
 昨日より親しげな様子で接してくるニア。
 何故昨日襲われていたのか、という主人公の問いに、
 「ニアは、脱走者なのです」
 一羽ニア。と自己紹介。
 脱走って? と訊く主人公に困ったように笑う主人公。
 だが、追われている理由は脱走したからということは判明する。
 「……それは、困ったな」
 「ええ、困りました」
 この町から違う町に逃げないのか? と訊く主人公に、
 「ああ、はい。ニアのお腹の中には、発信機がありますから」
 と衝撃の発言。
 それでも一カ所に留まるよりは――と言う主人公を遮って、主人公の事について尋ねるニア。
 主人公はどんな人か、という質問に、普通の人だよと答える主人公。
  ニア「ステキです!」
主人公「……は?」
  ニア「アキト君は、普通に困っている人を助けてしまう、ステキな人です!」
 そして、逃げないでどうするのか? という疑問に、
 「はい。暮らします!」と、ニア。
 倉庫の中、ダンボールや木箱をつかって居住空間を作る手伝いをする主人公。
 そんななか、転倒するニアを抱き留める主人公。で一枚絵。
 絵が良い感じです。
 ニアは慌てて離れて、主人公は二人っきりであることを意識して焦って倉庫から出る。
 と、忘れていた事を思い出してもう一度倉庫へ。
 主人公が戻ってくると、飛び上がって驚き自分の体を抱きしめて、
 「なっなっ、にゃにもしてませんよぅ!!?」
 「ほ、ほんとですっ、本当に何も――……ぁ」
 ナニをしてましたと言ってるように聞こえますなぁ(ゲス)
 気を取り直して、拳銃を護身用にわたす主人公。
 ニアはそれを忌避しつつも、拳銃の使い方をよく知っている様子。
 ニアと別れて学校へ。
 主人公は自分でも不思議なぐらいニアの事を気になっていた。
 その理由は色々あるが、何より、逃亡者だからだった。
 憧れ、嫉妬すら抱きそうだった。
 恋奈と授業中の会話。
 名字で呼ぶ主人公に、
 「恋奈、でいいわよ? 私と北条くんの仲じゃ無い?」
 「どんな仲だよ……」
 「妄想共有者。いえ、架空の共犯者……?」
 そう言って笑い、冗談みたいな名前で呼ぶ理由をあげる恋奈。
 そしてまた逃避行についての会話へ。
 実際逃げ出してきたニアの「逃避行」の状況を言ってみる主人公に、
 それ、すごくわかる。ロマンティックなのが好きだけど、きっと逃げ出す現実はハードなぐらいでちょうど良い。という恋奈。
 その言葉に、自分にはそんなハードな現実など無い事を間接的に批判された気がしてしまう主人公。
 「何かを得るためには、何かを差し出す必要があるのよ」
 「だから――……ああ、そうね。そうよね」
 「それでその物語。体内に発信機をつけられて不自由な私を連れ出してくれるのが、彰人……なの?」
 しばしの沈黙ののち、
 「恋奈は、助けられたい?」
 「もぅ、その方が物語としてロマンじゃないのっ……」
 そう笑い合う2人。
 大変良い会話だと思います、はい。
 授業終り。
 授業中の主人公と恋奈の様子に、邪推する征や同級生たち。
 それに対し、恋人同士では無く私の片想いだ、という恋奈。
 慌てて主人公は恋奈を連れて屋上へ。
 で、えーちょっと口論じみた会話がなんやかんやあって、一言で言うと、爆発しろ!
 長くて、いろんな印象が持てる会話なので省略! 詳細は自分の目でどうぞ。
 放課後、ニアのいる倉庫へ向かおうとする主人公。
 その途中、主人公を呼び止める探し物があるという金髪の外国人女性登場。
 ここで、ああ、あの時ニアを襲っていたのはこの女か、と推測。
 で、きっと主人公はそれに気づかず、なんで気づかないんだよとかそんなやきもきする展開があるんだろうなーと思った直後、
 「紅い瞳と、拳銃」
 と探し物について明かす外国人女性。
 あ、すぐばらしちゃうんですね……(;´Д`)
 主人公はニアを追ってきた奴だと理解する。
 武器をちらつかせて脅してくるわけではないが、ニアと拳銃を差し出すつもりは無い主人公の腕を、金髪女性は力をこめて握る。
 危険を察知した主人公は、咄嗟に道の先にいる人に声を上げて呼び止める。
 その女性は地図を手に迷っている様子で、主人公の方へと旅行カバンを手に来てくれた。
 他人が来るのを見て、
 「ダーリン……フタリキリ、ナリタイ、デス」
 と演技する外国人女性。
 邪魔してしまったかと、立ち去ろうとする女性に、
 「友達になってくれ!」
 という主人公。
 とにかく時間稼ぎになれば良いと思ったのだが、女性は、
 「はい。それはとっても面白いです!」
 「わたし、俄然あなたのことに興味を持ちました! はいっ」
 そういって、天井心音、と自己紹介する女性。
 そして流れで、外国人女性にも、ノルム・ロスリスバーグと自己紹介させる。
 名前を言ってしまったノルムはこれ以上詮索されるのを避けて、その場から去る。
 難を逃れた主人公。心音が行きたい場所へと案内する。
 その途中、心音がずっと目的地や目的の無い旅をしているのを知る。
 それをうらやましく思う主人公と、主人公を旅に誘い、自分の旅を『幸せになるための旅』だという心音。
 心音をホテルに無事案内して、別れる主人公。
 今度こそ、ニアのいる倉庫へ。
 ニアに食べ物を渡す。
 喜ぶが、お金が無い、というニア。いいから、という主人公に、お礼がしたい、何かできることがないか、というニア。
 「ニアに、して欲しいこととか……ありませんか?」
 「アキト君に、何か、したいっ」
 何かして下さい。(ゲス)
 ちなみに主人公もゲスなこと考えてました。
 何だか様子がおかしいニア。病気かと心配する主人公に、ひとりになりたいと言うニア。
 心配しつつもニアと別れ、自宅へ。
 家の前で友達と話している妹がいた。
 兄に会話を聞かれて顔を赤らめる妹。
 機嫌が悪くなる妹だが、夜主人公の部屋に来て、怪我した手の治療をしながら、
 「……何か、ありましたか?」
 と訊いてくる。
 いや、別に、と答え、妹はそれ以上訊かずに治療を済ませる。
 妹が部屋から出て行き、主人公は今日一日を振り返る。
 その中でもどのヒロインとの出来事が気になったかの選択肢の後、体験版終了。

 全体の感想。
 やはり短いというか先が気になるというか。
 前作、前々作とやってきて、今作でも相変わらず各ヒロインの言動、一枚絵の使い方、背景、演出等、雰囲気が好物。
 公式サイトのキャラ紹介を見ただけでは感じられない、ヒロインの魅力が感じられてGOOD。
 特にノルムは、サイト見た時なんで主人公に言い寄ってきてるのかわかんなかったけど、しっかり理由があって納得。
 主人公に対してわりと敵対的なところから始まるヒロインってのは前作、前々作では無かったので一番個別シナリオが気になるかも。
 他のキャラは、若干、心音がまだ主人公とどんな感じになるかわからないが、前作の『ひよこストライク』にサブキャラとして出てた分だけ推測できるか。
 とりあえず『ひよこストライク』よりは前の時間設定かな? というのはわかる。妹とどうのこうのっていってたし。
 恋奈はタイトルとの関係からすると一番メインヒロインっぽいけど、ニアとは何か関係があるのか……とりあえず、次の体験版そして製品版に期待。

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