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2011年2月――
テニスの男子ワールドツアー、アメリカのメンフィスで行われた大会の決勝にて……。
世界でも屈指のビッグサーバー対決となった決勝。

アンディ・ロディックvsミロス・ラオニッチ――

かたやベテラン、かたや新鋭のビッグサーバー。
この対戦が決まってから、サービスエース合戦になるんじゃないかなぁ……と、思っていたら。

その通りになりました!

ハイライトではエースばっかりのように見えますが……
実際にはもっとエース連発でした!

3セットのなかで、ラオニッチが32本、ロディックが20本のサービスエースを記録。
特に第1セットのラオニッチは凄まじく、17本のエースをとっています。
あまりにもポンポンとっていくせいで、なんかテニスって簡単なんじゃないかと思えてきました。
ロディックの方はラオニッチほどではないとはいえ安定していて、特に第1セットのセットポイントをサービスエースで決めたときは、思わず拍手。

試合は第1セットをロディック、第2セットをラオニックがとり、ファイナルセットに突入。
ロディックが先にリードして4-1、そのあとラオニッチが巻き返すも、6-5、30-40でロディックにチャンピオンシップポイント。
ワンチャンスを決めるために、ロディックがダイビングショット!
これが見事に決まり、ロディックが優勝。
しかし、帽子が……嗚呼

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