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きっちり続編きっちり完結
ゲーム「つよきす３学期」レビュー
公式サイト↓
総合評価/印象
６８(Ｂ)
シナリオ／３５ グラフィック／１６ キャラクター／１０ 実用性／４ その他／３
点数の基準はこちらにのせています↓
■ゲーム感想
参考攻略リンク
■つよきす ３学期 攻略 by 愚者の館
私立 竜鳴館に通う主人公の対馬レオ。
「この夏中に彼女を作ろうぜ！」 なんて話しもしたけど、何も進展が無いままあっという間に3学期を迎えてしまう。
卒業を控えた風紀委員長の 鉄乙女 をはじめ、乙女をライバル視するお騒がせ転校生・橘瀬麗武。
自由奔放お嬢様・生徒会長の 霧夜エリカ や、そのサポート役の癒し系アイドル・佐藤良美。
クールな一匹狼・椰子なごみ など生徒会メンバーはもちろん、天真爛漫な幼なじみ・蟹沢きぬ。
自分の感情に素直じゃない 近衛素奈緒 など、お馴染みのメンバーで迎える3学期に一層加速していくドタバタ生活に巻き込まれるレオ。
個性派揃いのヒロインたちに囲まれたレオの、まだまだ終わらない騒がしい生活が始まる。
（公式サイト、「ストーリー」から引用）
えー、上記、あらすじを引用いたしましたが、ぶっちゃけこれみてるのは無印の「つよきす」やった人ばかりだろう、と想像します。なので、あらすじなんて知らなくても、つよきす３学期とくれば同じ事を思うでしょう。
これで何度目だと。またやるのかと。つよきす商法かと。
最初はそう思いました。
アニメと続編である「つよきす２学期」の改悪と蛇足で大分印象悪くなっていましたので。
しかし。その先入観は覆されました。
この「つよきす３学期」は、「つよきす」のちゃんとした続編で、完結編といえると思います。
３学期単品での評価は難しいですが、続編・完結編としては良作でした。
■点数解説、シナリオ・キャラクター
（シナリオ ３５／５０、キャラクター １０／１０）
３学期ということで、卒業や成長という要素が織り込まれたシナリオ。無印とは違うけれど、キャラを崩壊させない、かといって無難には終わらせないストーリーで、好印象。
無印では正面衝突という感じだったシナリオをやわらげたり、キャラの成長によって乗り越えさせたりと、退屈にはならない適度な変化があって、ファンディスク以上の物がありました。
キャラクターについては、ちょっとアクが抜けたというか、ツンデレのツン部分が少なめな感じ。これもキャラの成長ということでしょうか。
２学期からのキャラもしっかり馴染んでいていい感じでしたし、サブキャラも違和感がなくキャラが立っていて、無印と変わらない満点と評価しました。
キャラが多い分、シナリオはボリュームたっぷりで、物足りなさはまったくありませんでした。強いてあげればスバル・フカヒレの友情ルートとかあったらよかったなぁ、というところか？ カニルートで十分のような気もしますが、やっぱり最後ということで、個別ルート欲しかったかな。ＢＬ的な意味じゃなくて。
■点数解説、グラフィック・実用性
（グラフィック １６／２０、実用性 ４／１０）
グラフィックは、質的な不満は特にないのですが、シナリオのボリュームに対してみると、数が少ないかな、と。
キャラが多いから仕方が無いとも思いますが。
実用性も同じく数が不足気味。だいたい攻略キャラ数×２。キャラ１人に対する深みはあまり無い。
■点数解説、その他・総合
（その他 ３／１０、総合 ６８／１００）
その他は、声、キャラ、完成度で加点。
総合は６８点で、おすすめ度はＢ。
３学期からやるのはおすすめしないけど、無印「つよきす」をやったあとなら、やってみるべきかなと思います。ただ、連続してやるとまた違う評価になるかもしれません。無印「つよきす」、「つよきす２学期」そして「つよきす３学期」と何年かおいての評価ですから、懐かしさとか含めてこの評価です。
紆余曲折あったけれど完結してみれば、面白かったな、と良い印象で終われました。本当に良かった。
…………もしかしたら、また何かあるかも知れませんが。
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