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いきなりあなたに恋しているいきなりあなたに恋している
(2011/07/29)
Windows

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一言レビュー/
とあるエロゲのいろいろ不足。

ゲーム「いきなりあなたに恋している」レビュー
公式サイト↓
【いきなりあなたに恋している】応援中!
 総合評価/印象
 53(C)
 シナリオ/26 グラフィック/15 キャラクター/6 実用性/5 その他/1
*100点満点、シナリオ50点、グラフィック20点、キャラクター、実用性、その他10点
  印象、おすすめ度はAが最高、Dが最低、Sが特別。
  点数は低め、レビューは甘めが基本なので、80点満点ぐらいのつもりです。

 ↓点数の基準はこちらにのせています
ゲームレビュー目次

はしゃぐ 鬼ヶ瀬胤 (おにがせ たね)。
苦笑いの 柳瀬詠歌 (やなぎせ えいか)。
冷たい視線の 湯川涼 (ゆかわ りょう)。
そして新しい住人の 養老紡 (ようろう つむぐ)。
いつもと変わらない……あ、いや、この俺・柳瀬重耳 (やなぎせ ちょうじ) の自分の家の庭がベルサイユ宮殿になっていた日。
俺の事件性の乏しい、平々凡々な日常。
そんな日が始まる。

平々凡々な日常というのは、俺の願望であることは言うまでもない……。

神がいるとしたら、神に問う。
俺の平凡をどこにしまい込んだ!

 (公式サイト・ストーリーより引用)
 えー、上のストーリー、おおよそ意味がわかんないんですが、実際にこの通りのストーリーでした。  「自分の家の庭がベルサイユ宮殿になっていた日」? ってなんぞや? と思ったら本当に家の庭がベルサイユ宮殿になっていた。な…何を言っているのかわからねーと思うが(以下略)。
 何故か主人公の家に3人も女性が同居していて、さらにもうひとりの女性(メイド)が加わって……というところからストーリーが始まるわけですが……いろいろと深刻な説明不足です。
 なんで? という疑問はヒロインの個別ルートに入ればわかりますが、正直、なぜその程度の設定の公開を後回しにしたのかよくわかりません。思わせぶりな感じで良いといえば良いかもしれませんが……。
 せめて、ヒロイン四人分の、一緒に暮らすことになった経緯の短い回想ぐらい入れても良かったんじゃないでしょうか。伏線部分とかはうまくボカして。
 ともかく、そんなヒロインの来歴がよくわかんない状態で、上記、庭にベルサイユ事件が起きているわけですが……なに? もしかして狂ってるのは俺か? ってぐらい意味がわかりません。ヒロインを強烈に印象付ける事には成功しています、悪い意味で。
 でもまぁ、シナリオが進むとだんだんキャラの性格も設定もわかってきますので、電波キャラとの理不尽な交流、といった風情も薄れ、普通の恋話に移っていきます。良かった良かった。
 でも。
 「いきなりあなたに恋している」のタイトル通り、「いきなり」でした。
 結論から言うと、シナリオ開始時点で「恋」はほぼ極まっていました。あとはどのルートに入るか? だけ。
 だから個別ルートに入ると過去話が始まって、また現在に戻って、と視点が飛びます。この点は面白いと言えば面白いんですが、筋を理解するのがちと面倒でした。
 とはいえ、その過去話がたいへん萌えたので、良いと思います、はい。
 しかし、シリアスがもっとあるかな、と思っていたので、ほとんど普通の恋愛話で終わったのはちょっと驚きでした。

■点数解説、シナリオ・キャラクター
シナリオ26/50 ・余力を残して着地
キャラクター 6/10 ・ちょっと行動がトリッキー

 シナリオについては、選択肢が少なく、すぐルートが決まります。
 それはそれでいいですが、裏を返すと、ボリューム不足をあらわしているともいえるでしょう。
 共通ルート、個別ルートともにもっと長ければ、と感じました。設定的にもまだまだ引っ張れるし、文章結構面白いので、長くなるのは歓迎されると思います。

 キャラクターについては、わりとギャグ寄りの極端な設定になっています。メイドだったり、衝撃波だしたり。
 その流れというか、主人公への接し方も、暴力的だったり理不尽だったり、ゴキブリ呼ばわりだったり、ちょっと異様な気もします。主人公が無敵設定なので、まぁいいか、とも感じましたが。
 キャラの極端な性格は、ストーリーを進めていけば慣れてきますが、最初は違和感あるかもしれません。
 違和感が消える頃にはもうストーリー終盤だったので、もう一つ山場があればより楽しめたんじゃないかなと残念でした。

■点数解説、グラフィック・実用性
グラフィック 15/20 ・安定して可愛い
実用性 5/10 ・質も数もばらけすぎ

 グラフィックについてはもう、何の文句も無いです。質的にも数的にもストーリーに対するボリュームとしては十分でしょう。
 唯一文句があるとすれば、SDキャラを使ったCGを全員分用意して欲しかったかな?

 実用性は……キャラによって質も数もバラバラです。すぐに終わっちゃうのもあれば、わりと濃いめ長めなのも。
 妹の詠歌だけやたら多かったり。紡だけやたら少なかったり。
 キャラ全員十分とはいかないけど、総合ではなかなか、といった感じでした。

■点数解説、その他・総合
その他  1/10 ・全体の質はかなり良いかと
総合53/100 ・深刻なボリューム不足

 その他は、全体的なクオリティで加点して、総合で53点、おすすめ度はCとしました。
 キャラの極端さについていける、面白く感じられる人なら、60点台Bぐらいにはなるでしょう。
 個人的には、主人公とヒロインの過去話が面白く萌えたので、60点台でもいいかな? という気はします。
 それでも50点台に抑えたのは、設定のポテンシャルが、ボリューム不足や構成の拙さで生かされていないように感じたからです。
 一山越えたあとすぐにくっつかず、他のヒロインとの接触で嫉妬とか、普通のギャルゲっぽい事やっていれば、萌えエロゲとして十分だと思うんですが、そこも不足気味ですし。
 両方の意味でボリュームが欲しいな、ということで今回は低めの点数になりました。

 (以下、ネタバレ感想)









































 キャラ別感想

 養老紡

 メイドさん。設定がよくわかんない。何がしたいかもよく分かんない。
 でも、可愛いからまぁいいか……。
 外見と奇抜な設定の割に、普通なストーリーでビックリした。てっきり、なんか変な組織とかでてくるんじゃねぇかとか思ってたのに。
 主人公の設定を考えると、実際そういうストーリーでもいけただろうに、どうしてそうしなかったのかな、と首を捻った。

 鬼ヶ瀬胤

 過去話が良い。
 重耳と再会したあと、どう接していたかっていうエピソードも見てみたい。
 一番まっとうで素直な恋愛でした。
 しかし、エロシーンで主人公が「胤ぇ! 胤ぇ!」とか言っているのを見て、
 シグルイの虎眼先生を思い出したのは、
 俺だけか。

 柳瀬詠歌

 エロ担当。
 妹。まさかの実妹。どうせ義理だろ? とか思ってた俺が甘かった。
 しかもガチ。親子揃ってガチ。これには驚いた。設定が重いわ!
 ラストはなんだかクラナドのことみルートを思い出しました。ってかまんまでしたね。
 それにしても、詠歌のほうは兄を想ってオナってた描写が何回もありましたけど、重耳のほうは、そこまで詠歌に惚れてましたかね? 詠歌視点が多かったせいか、重耳がどう想ってたのかよくわかりませんでした。
 なんだかエロが多かった印象しかありません。え? タイトルの略称の「いき恋」ってそういう意味?
 ……まぁそれはいいんだけど、シックスナインのCGで男の方の尻を上にするのは止めた方が良いと思うんだ。

 湯川涼

 このルートだけ別作品? ってぐらい別世界だった。
 重耳の親父たちが生きてなければ、この子他のルートで死んでたんだなぁ……と思うと胸が痛い。
 しかし、結ばれた後、主人公が手を出そうとすると、反射的に殴っちゃうっていうのを見て、
             _
         -─ヽ ` v '⌒ ゝ
         /          \
        /        ∧.    ヽ
      i    , ,イ/  ヽト、!  N
       │r‐、 ノレ'-ニ」  Lニ-'W
       |.| r、|| ===。=   =。==:!   手と足、
       │!.ゝ||. `ー- 1  lー-‐' !   縛っちゃえば
     /|. `ー|! r   L__亅 ヽ|   ええんちゃうw……?
   /  |  /:l ヾ三三三三ゝ|
 ‐''7    | ./  `‐、, , , ,ー, , ,/ヽ_
  7   ./K.     ` ー-‐ 1   ヽ-
 /   / | \       /|ヽ   ヽ

 とか思ってたら、その後本当にやってて笑ったw
 しかもちゃぶ台を裏返して縛りつけるって、なんだか陵辱的だなぁw
 とか笑ってたら、まさかのフィストファック。
 しかも、涼が、主人公に。
 ポーン(  Д ) ゚ ゚
 ええっと……お、お幸せにw

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