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のーぶる☆わーくすのーぶる☆わーくす
(2010/12/24)
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 ネタバレな感想と二次創作ネタ。
 レビューよりも砕けた雑感雑文。

 ネタバレ無しレビュー↓
[ゲーム]のーぶる☆わーくす[レビュー]
 
 最初にやってみたときの感想
 ・天神乱漫は自分の中で60点ぐらいだったからなー、あまり期待せずにやるか……あれ、予想外に面白いw
 ・弟とうりふたつな男と恋愛ってのはどうなのか……いいのか
 ・好みは長光さん、灯里、静流かな。人気なのは瀬奈らしいけど。
 ・シナリオでは静流が飛び抜けて良い感じ。次点灯里。事後の睦言にニヤニヤ

 終わってからの感想
 ・良かった。前作より好み。
 ・ただ、やっぱり一つ足りないというかおしいという感じ。
 ・点数でいえば60点で前作と同じだけど、ちょっとおすすめ度アップC→B
 
 起承転結の起・転・結は悪くないと思うので(シリアス増やしても微妙だと思う)、承の部分を補強して欲しいところ。賑やかしというやつです。
 ということで、考えてみた。
 

 [ネタ]朱里さま争奪祭


 とある日からこっち、兼元朱里に関して不穏な噂が流れていた。
 曰く、「兼元朱里は複数の女性と関係を持った」
 曰く、「その女性たちはクラスメイト含む数名」
 曰く、「その女性たちによる朱里争奪が起きて、暴力事件にまで発展した」
 ……おおよそ間違いだらけの噂だが、否定できないところもあった。
 それは、朱里――この場合は藤島匠――すなわち俺をめぐって争いが起きてしまったという点だ。
 別に色恋沙汰というわけではないが、長光さんや三条さん、国広や正宗さんたちと休み中遊んでいたところ正体がばれかけてちょっとした騒動になった。それだけのことではあるが、その話に尾ヒレが付いてしまって、否定しようにも全てを否定できないという状況になってしまったのだ。
 
 匠「どうしたもんか……」

 俺は灯里や月山さん、そして源さんと一緒に対策会議を開いた。

茅明「所詮噂ですから無視することも可能ですが」

灯里
灯里「駄目よ。噂にしては重すぎるわ。朱里が帰ってきたとき背負わせられないでしょ」
瀬奈
瀬奈「確かに……噂のなかには何人か妊娠させたなんて話にまで悪化しているものもありますし……妊娠させるだなんて、藤島さん、そんなこと……エッチですよぅ」

 月山さんは顔を赤らめた。いつもの妄想だが、彼女の妄想の中で俺はどれだけ鬼畜なのか。

 匠「してません」

灯里
灯里「ほっときなさい」

 灯里は小さく溜息をついた。

茅明「噂レベルであれば、より大きな事実によって掻き消すことも可能です」

灯里
灯里「というと?」

茅明「例えば、朱里様にはすでに婚約者がいるとか」

灯里
灯里「うーん、それだけだと、婚約者がいるのに他の子に手を出した……なんていわれるかも知れないわ」

茅明「そうですね……それでは意味がありません」

 源さんも困り顔をしている。しかしすぐにいつもの表情に戻り、

茅明「それなら、ダンスパートナーを決める勝負事を設定するというのはどうでしょう。ちょうど学院のパーティーがある時期ですし、パートナーが決まらず揉めてしまったという程度なら、少々のダメージで済みます。下手な噂はその勝負事への注目によって緩和されるでしょう」

灯里
灯里「勝負事……? つまり、朱里の周りの女の子たちに、何かで勝負してもらうってことよね。ええと、長光さんとか国広さんとか……三条さんとか?」

 三条さんのところでちょっと言いよどんだのは彼女が朱里にそういう意味での好意を持つというところに違和感を持ったからだろう。まぁ、勝負事とか面白そうな事なら彼女は乗りそうではあるが。

茅明「ええ。なんなら広く応募するのも良いでしょう。名目は、そうですね……朱里様は入院していてパーティーに不慣れであるので、エスコートしていただける女性を募集……とか」

灯里
灯里「そうね、それなら噂をしている人たちも参加できる勝負になるから、噂もより消えやすくなるでしょうしね」

 灯里は乗り気なようだった。

瀬奈
瀬奈「そうなると、あとは何で勝負させるかでしょうか……」

茅明「知性と行動力を競わせるものがいいでしょう。体力を要求するような激しいものだと参加する人が限られてしまいます。参加するのは多ければ多いほどいいですから」

灯里
灯里「……そうね。なら私のダンスパートナーも一緒に決めることにしましょう。男の人も参加すればより派手な目眩ましになるでしょう」

茅明「……灯里様がそれで良いのなら、異論有りません」

灯里
灯里「別に良いわよ。学院のパーティーに過ぎないんだから」

 なんだか大きな話になってきた。

灯里
灯里「それで、勝負の種目だけど……何か案はある?」

 灯里が全員を一瞥する。

 匠「うーん」

 首を捻る。知性と行動力か

 匠「あ」

 1つだけ思い付いた。
 全員がこちらを見る。

 匠「宝捜し、とかどうだろう」
 
 で、そういうことになった。






真琴「なんかよくわかんないけど、面白そうだから参加参加っと」

麻夜
麻夜「……休み中は兼元君に迷惑掛けちゃったからな……、恩もちゃんと返せてないし、参加、してみようかな」

静流
静流「うーん? 朱里様のダンスパートナー……? おじい様に言われたこともあるし、将棋でお世話になったことだし、ふふ、宝捜しというのも面白そうですわね」

ひなた
ひなた「あ。これ先輩が言ってた募集かな。噂をごまかすためにダンスパートナー募集かぁ……よくわかんない世界だなー。宝捜しは楽しそうだし、参加してみようっと。ダンスはやらないけどっ」

灯里
灯里「……瀬奈も参加してみたら?」
瀬奈
瀬奈「え、ええええ!? で、でも私はメイドですし……!」
灯里
灯里「別にメイドは除外なんて書いてないわよ、まぁ給仕とかのテストもあるから無理にとは言わないけど」
瀬奈
瀬奈「な、なら、灯里様もご一緒に」
灯里
灯里「わ、私は朱里の姉よ!? それが、ダンスパートナーって、そ、それに、私のダンスパートナーを決める勝負でもあるんだから」
瀬奈
瀬奈「でも、藤島さんも出るみたいですよ。本人も出た方が面白いだろうって」
灯里
灯里「……あの人は、もう……」
 


 蛍「ダンスパートナー……パーティー……いいなぁ、いいなぁ。でも教師は駄目ですよねそうですよねぇ」



茅明「さて……忙しくなりそうです。メイドたちを召集しないと」




晋海「噂の払拭にダンスパートナーか。なかなか考えるものじゃな。ワシも理事長として勝負の監視役を買って出たが……さて」







 第1回 兼元朱里争奪祭、ここに開幕。


  「うおおおお、おまえら!! お嬢のためだ、お宝をローラーで探し出せぇえええ!!」

虎徹「くううう、兼元とダンスなんて認めたくないがお嬢が望むなら、いくぞおぉおおお!!」

麻夜
麻夜「や、止め、止めろ言うとるじゃろお前らぁぁあああ!!!」





茅明「さぁ、お嬢様のため、朱里様の貞操を守り抜くため、各員、宝を奪い取るのです!」

  「え、朱里様って、ど、童貞なんですかっ?」

茅明「朱里様は童貞です。……藤島さんは秘童貞ですが」

  「ええっと、よくわからないけど、朱里様のために頑張りますっ!!」




瀬奈
瀬奈「お嬢様~、……灯里様ぁ~……あああ、完璧にはぐれてしまったみたい。朱里様も見つからないし、どうしよう」
静流
静流「あら、あなたは……確か朱里様の……」
瀬奈
瀬奈「あ、正宗様」
静流
静流「あなたも宝捜しに参加していますの?」
瀬奈
瀬奈「え、えと、はい。あの、灯里様と一緒にですが」
静流
静流「二人で……? でも、それじゃ、宝を見つけたあとは?」
瀬奈
瀬奈「見つけたら、ええっと、多分、灯里様が朱里様のダンスパートナーになるかと」
静流
静流「それはおかしいですわ。メイドでもなんでも参加資格があって参加するからには、報酬は受け取らないと」
瀬奈
瀬奈「で、でも……私が朱里様のダンスパートナーなんて……」
静流
静流「別におかしいなんて思いませんわ。だって、おかしいなら最初から除外するはずですもの……っと、私はそろそろ行きますわ。やるからには勝ちませんと」
瀬奈
瀬奈「あ、はい、お気を付けて」
瀬奈
瀬奈「………………私が、藤島さんと…………?」




灯里
灯里「…………この地図通りなら、ここに行き着くけど……そんな、そんなわけないわよね」

灯里
灯里「だって、ここ、朱里の……」

灯里
灯里「朱里の入院してる……病院じゃない」




 錯綜する想い 策謀めぐる展開、そして衝撃の結末――?




 匠「誰だよ学院の庭に落とし穴掘ったのはあああああ!!!!」


 
……続く……


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